おはようございます。夏柑です。
過去記事でもお話していましたが、現在ガラケーとスマートフォン(Android)の2台持ちのワタクシ。
<参考>
この度ガラケーが電話専用機となったので、前ブログで自分の覚書用に書いた『ガラケーの着信をスマートフォンに転送する方法』についてリメイクしてみたいと思います!
リメイクにあたってもう一度読み返してみたらちょっと間違っているところとかあったので・・・修正したかったというのが本当の理由だったり・・・だったり・・・。
そもそもなぜ転送したいのか
常に2台持ち歩くこと自体は全く問題なく、自他ともに認める面倒くさがりの私でもバッチリ継続できているんですが、やっぱり1台でいろいろ把握できた方が便利です。
それと、たまたまガラケーを忘れていた日に限って会社からの電話が入っていたことがありまして・・・。
そのことを機に「転送か、またはせめて通知だけでもスマホで確認できるようにしたい」と思い、方法を模索し始めました。
そして見つけたこれからご紹介する方法ですが、基本的に無料で設定が出来ます。
「いかに安く(出来れば無料で)対応できるか」というテーマを元に方法を探していたので、優先したのは「快適さ<安さ」です。
そのことをご了承いただいたうえで下記を読んでいただけると幸いです。
ガラケーの着信をスマートフォンに転送するには
本題のガラケーの着信をスマートフォンに転送・通知するための設定手順です。
1.電話番号を取得する
ガラケーの着信を転送するには、転送先の電話番号が必要になります。
しかし私のスマホはDMMモバイルのデータ通信専用SIMを利用しているため、電話番号がありません。
今後も音声対応SIMを契約する予定がなかった私は、IP電話を利用して電話番号を取得することにしました。
IP電話のサービスとしては「050 plus」あたりが有名かと思いますが、こちらのサービスは。有料なのです。
たかが数百円!されど数百円!
ケチくさかろうが1円でも固定費は削りたい!
そんな訳でネットの海を探してみたところ、無料で050番号をゲットできる&維持できるサービス、ありました!!!!
それがコチラ、『FUSION IP-Phone SMART』
月額基本料は何と0円!!
通話した分だけ請求!!!
すごいな『FUSION IP-Phone SMART』・・・!*1
支払はクレジットカードか、楽天銀行またはスルガ銀行のデビットカードのみとのことですが、固定費の支払いを全てクレジットカードにまとめている私にとって問題なし!
申し込んで登録完了からだいたい30分くらいで050番号が発番されます。
このほかにも月額無料でIP番号を取得できるというサービス、あるようです。
また機会があれば、そちらについても調べて記事にしたいと思います。
2.アプリのインストール&設定
FUSION IP-Phone SMARTはアプリで利用する必要があるため、番号の発番を待っている間にインストール!
3.ガラケーの着信を050番号へ転送する
私のガラケーはauなので、「着信転送サービス」を利用します。
ちなみにdocomoでは「転送でんわサービス」、softbankでは「転送電話」という名称なんですね。
詳しくはそれぞれのHPを確認してみてください。
以下はauの場合の設定方法です。
詳しくは上記のリンク先の通りなのですが、一言に着信転送サービスといっても転送方法が5種類もありました。
フル転送 | かかってきた電話すべてを転送 |
---|---|
無応答転送 | かかってきた電話に出られない時に転送 |
圏外転送 | 圏外にいる時や、電源が切ってある場合に電話を転送 |
話中転送 | 通話中に他の相手からかかってきた電話を転送 |
選択転送 | かかってきた電話を手動で転送 (iPhoneと一部のスマートフォンでは利用できない) |
『ガラケーの着信に気づかない時スマホへ転送したい』
という私の要望を満たすに、無応答転送・圏外転送を設定します。
調べたところガラケーから設定する場合、無応答転送と圏外転送はセットで設定できるとのことです。
その設定方法とは、
ガラケーから『1422+050~の転送先電話番号』へ発信するだけ。
とっても簡単!
発信すると、音声ガイダンスのお姉さん転送先の電話番号を復唱するので、間違いないかを確認して柑慮。
1422は無応答転送+圏外転送を設定するための番号となっていて、転送方法ごとに冒頭の4ケタの番号は違うのでリンク先より確認してみてください。
さらに無応答転送を設定した場合のみ、転送秒数の変更が可能です。
初期設定では着信から24秒後に転送となっています。
ちょっと長いかな?と感じたので24秒から10秒へと変更しました。
設定方法は、
ガラケーから『1418+XX(設定したい秒数<05~55まで>)』と発信するだけ。
やっぱりとっても簡単!!
これでガラケーからスマホへの転送設定は完了です。
4.FUSION IP-Phone SMARTの設定をする(必要があれば)
ガラケーの着信をスマートフォンに転送するための設定自体は上記3までで完了ですが、FUSION IP-Phone SMARTの留守番電話設定に関して初期設定のままで不都合があれば自分用にカスタマイズします。
私は出来る限り無料で利用したいというテーマがあるので以下の設定を行います。
理由は5.注意点で後述します。
- FUSION IP-Phone SMARTのHPからマイページへログイン。
- マイページの各種設定より、着信転送/留守番電話設定画面へ。
- 初期設定では留守番電話設定の着信メール通知ありにチェックが入っているので、設定なしにチェックを入れて確定。
こうしてFUSION IP-Phone SMARTの設定も完了です。
5.注意点
「上手い話には裏がある」ではないですが、無料で便利なサービスだからこそ注意しなければならない点があります。
①通話料の考え方
相手から自分のガラケーへの通話料は相手負担だが、ガラケーからスマホへ転送する場合、ガラケーからの発信扱いとなるため通話料は自分(ガラケー)負担
★相手 → ガラケー
⇒通話料は発信者である相手負担
☆ガラケー → スマホ
⇒通話料は発信者である自分(ガラケー)負担
夏柑の場合、転送された電話をスマホで応答するとauの通話料がかかってしまうということです。
先月まで私のガラケーはプランEシンプル(メールし放題で通話した分だけ通話量がかかる)だったので、転送されてきた電話は通知を確認するだけで応答はしていませんでした。
しかし今月よりプランSSシンプルへと変更したことにより無料通話が1,000円分あるので、その範囲内であればスマホで応答しても無料で利用することが出来ます。
②留守番電話設定
FUSION IP-Phone SMARTの留守電に相手がメッセージを吹き込むと、その間の時間分の通話料がガラケーに発生する(理由は①の通り)
4.で行った設定は、留守番電話を設定しないことでガラケーに通話料がかかる可能性をゼロするためのものです。
ガラケーのプランに無料通話が付いていて、かつその無料通話の範囲内で済むならば留守電設定をしていていいと思います。
今月からは無料通話分があるので、試しに留守電設定をしてみようかと考えています。
まとめ
以上の転送設定は、番号の発番に30分、ガラケーからスマホへの転送設定には30分もかからず、計1時間足らずで完了しました。
改めてとっても簡単ですね!!
着信そのものが少ないのでこの設定が生かされたのは数回しかないのですが、設定は無料でできて、さらに利用の仕方によっては全てが無料で出来るので設定していて損はないと思います。
自分ための覚書として書いた記事ですが、もし誰かのお役に立てていたら嬉しいです。
ここまで長々と読んでいただきありがとうございました。
日本語力と文書力を鍛えてもっと読みやすくできるよう頑張ります!
ではでは。
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